その先は緑の底

この広告の美しさときたら。

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文明の侵略になすすべもなく住処を奪われゆくヤハ族と、環境保護活動を通じて彼らと心を通わせていく女子大生との交流を描いた人間ドラマ、デオダート監督作と同じく美しい旋律と映像で送られる感動巨編である。主人公が施されるメイクが、にわかせんべいのアイマスクを彷彿とさせるのがまた微笑ましい。

家族映画の最高峰

地方でも上映してくれるのはうれしいな~

でもパンフレットは高くてもいいからもっと分厚くしてほしかったな~

まるでマリリン・バーンズと共に朝を迎えた気分になり、劇場を出たらすっかり夜が明けているのだろうと錯覚してしまう、それが自宅での鑑賞とは違う映画館の素晴らしさ。

 

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ブードゥー・レーシック

 数年前の話だが、DPE店でアルバイト勤務をしていた頃に出会った人のこと。

店舗はショッピングモール内の小さなテナントで、お客様ご自身がプリントしたいデータをタッチパネルで選択し、出力された注文書を受付に持っていくというシステムだ。

ご年配の方にはタッチパネルの操作方法を教えて欲しいという方が多く、その日も60代半ばと思われるご婦人に声を掛けられた。

機器の前に立つと、ご婦人は瞬きもしていないのではと思われるほど私の顔をじっと見つめている。見るのは私ではなく操作画面ですよ。

と、ご婦人は真剣な声色で「あなた、ちょっとメガネを取ってみて」と言い出した。

メガネを外せば操作画面が霞んで見えなくなるではないか。しかしお客様相手に嫌だとも言えず、私は渋々メガネを外した。

途端、ご婦人はメガネに向かって手をかざし、「アンチョビ~ヨッホレ~イヒ~(仮)」などと良く分からない言語を唱えはじめた。ご婦人の額にはほんのり汗が浮かび、呪文を唱え終えると爽やかな、しかし真摯な顔つきは揺るがないまま私に向き直った。

「これであなたのメガネはよくみえるようになりました!」

彼女の想定外のキャラクターに圧倒された私は「そうですね、いい感じですはい!」などと頓珍漢な回答に加えて、そのまま何も注文せずに去って行ったご婦人の背中に「ありがとうございました」とお辞儀をしたのだった。

よくみえるようになりました、と言われても私のメガネはもともと度付きであるから意味はない。どうせなら視力のよくなるレーシック呪文とかにしてほしかった。

現在はさらに視力が下がり、別のメガネを愛用している。呪文を掛けてもらったメガネは、一応は自宅用として現役だ。

ムカデ3

映画『ムカデ人間3』

2作目が公開された時、私はちょうど引越し直後で劇場へ足を運ぶ暇が作れず悔しい思いをしたが、どうやら3作目も近隣の映画館で上映が決まっているようで、今夏こそはと今からワクワクする気持ちが止まりません。

前2作のキャッチコピーが「つなげてみたい」という願望型だったのに対し、3作目は「つなげました」という完全事後報告型。やり切った感が出ていていいですね。

公開された写真では、オレンジの囚人服の群れが無数にウネウネと繋がった様が空撮で捉えられており、見た瞬間思わず笑みがこぼれてしまいました。

この写真で「ああ、明日も何とか頑張ろう」という気持ちになることができました。

 

 

ムカデ人間 [DVD]

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ムカデ人間2 [DVD]

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家出少女たちの集い

先日、スーパーで買い物をしていたときのこと。

1組の父娘連れが慌てたように次のような会話を交わしていた。

「おとうさん、家なき子忘れてるよ!家なき子!」

「あ、ホントだ、家なき子買わな!」

父親は、小さな何かを手に取るとそのまま娘とレジへ向かってしまった。

家なき子・・・

あの親子はどうしてまた家なき子などを買おうと・・いや、それ以前にこのスーパーには家出をしたか実家を追い出されたかしたホームレス少女が陳列してあるのか。

陳列棚に並んでいるということは、コップのフ〇子さんのごとくミニマムな少女達に違いない。家なき子売場へ行けば、買ってくれ買ってくれとピィピィ懇願されるかもしれない。或いは物言わず訴えかけるような瞳で凝視され、養わざるをえなくなってしまうかもしれない。

件の親子が立ち寄った、売場のその一角へ私はゆっくりと足を運んだ。

そこは『はみがきこ』のコーナーだった。

あのときの私は、おそらく鼓膜か脳ミソが家出していたのだと思う。

笑え畜生

久しぶりに、どうしてもジョーズが観たくなってGEOへ行き

家についてDVDを取り出したら、間違えてジョーズ4を借りて

きてしまったことに気付いた時のヒギィィィィ!!感。